農林水産省が注目「アルファ化米粉」の【すぐ、おかいさん】能登半島地震避難所支援物資として提供されることになりました
【「すぐ、おかいさん」はペースト状のお粥が簡単にできます】
令和6年石川県能登半島地震により、亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
現在も余震が続き、予断を許さない状況が続いていることと思いますが、一日も早く被災地の皆さまが平穏な日常を取り戻せることを切に願ってやみません。
今から29年前。
阪神淡路大震災。
言語聴覚士養成校に通う19歳のわたしは、
静岡の故郷を出て神戸で独り暮らしをしていました。
阪神淡路大震災のあの日の朝のことは、決して忘れていません。
朝なのに西の空が赤かったのは、神戸市長田区の大きな火災が空を赤くしていたこと。
10円玉を握りしめて公衆電話に並んだこと。
余震が怖くて、友達どうしで暗い部屋に身を寄せあったこと。
連絡がつかない友達に避難所で会えたとき膝からくずれおちたこと。
お母さんの声を聞いたら泣いちゃったこと。
いまでも、これからも、忘れない。
そして、いまも、これからも、神戸が好き。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
被災地を経験したセラピストだからこそ、いま発信したい。
避難所の備蓄品や、パンやおにぎりなどの支援物資のなかで、
嚥下障害を抱える方々が食べられるものは限られています。
医療的なケアを必要とする人、
胃ろうや経鼻経管栄養方法で食事摂取されている人、
ミキサー食、ペースト食でなければ飲み込みにくい人、
など、
さまざまな食事摂取の方法をされている人々を思うとき、
ミキサーを回す電源がない、
経腸栄養剤がない、
ミルクがない、
離乳食がない、
とろみ剤がない、
そういうこともきっと起こりうるのです。
避難所や
高齢者福祉施設、
医療機関などの備蓄として
市町村の防災食として活用していただきたい
それは、
お湯に溶くだけで
ミキサー状、ペースト状のお粥が作れます。
ミキサーは不要です。
箸やスプーンで、混ぜるだけ。
とろみ剤の代わりにもなります。
アルファ化米粉は炊いたごはんの粉です。
お湯で溶くと、すぐ食べられます。
芳ばしく、ごはんの甘い香りがたちのぼります。
寒い避難所でも
電気のつかない施設でも
お湯さえあれば、喉を通るものがお腹を温めてくれる。
ひとくち口にすることができる。
お腹に入れられる。
そういうお粥です。
生産者の辻朋子さんは、
兵庫県多可町で、山田錦や笑みたわわの品種のお米を作っています。
お米の栽培期間中農薬、化学肥料不使用のお米です。
人生最初と最期に食べるお米のことを熱く語る辻さん。
昨年、農業女子アワードでグランプリを受賞され、農林水産省や兵庫県においても、その活動が認められています。
介護食、嚥下食の可能性をひらく
『すぐ、おかいさん』
本当に甘くて芳ばしくて美味しい、お粥です。
知っていただきたい、
こうしたお粥があれば、
助かる人がいることを。
このたび、農林水産省からの依頼で石川県の被災地にむけてこの米粉を5,000袋発送予定です。
寒さが募る現地を思うと、今の私にできる精一杯の心をこめてこの情報とともに送り届けたいと思っています。
アルファ化米粉「すぐ、おかいさん」で簡単にミキサー粥を作る動画はこちら。
🌾農園若づる 辻朋子さんのインスタグラム
@wakadzuru
ホームページ
https://wakadzuru.com/rice_flour/
ネットショップ
「すぐ、おかいさん」購入はこちら